「戸建てに後から断熱材を入れたい」
このようなお悩みをお持ちの方は多いですよね。
現在のマイホームで暮らしているうちに、後から断熱性能を高めたいと思うことはよくあります。
その場合、断熱材を後から入れられるのでしょうか。
今回は、戸建てに後から断熱材を入れる方法とメリットについて解説します。
□ 断熱材を後入れする方法とは?
断熱材を戸建てに後入れする方法は、大きく2種類あります。
以下で、詳しく紹介しましょう。
*壁や床を剥がして入れる方法
1つ目は、壁や床を剥がして骨組みの部分に断熱材を入れる方法です。
断熱材は、基本的に床材の下や壁の内側に設置します。
この方法の場合、壁の中にしっかりと断熱材を充填させられます。
ただし、一度壁や床の解体工事をした上で、断熱工事を行うため、費用が割高です。
*壁や床を剥がさずに設置する方法
2つ目は、壁や床を剥がさずに断熱材を設置する方法です。
断熱材を外から直接床下まで持ち込み、充填させます。
セルロースファイバーやグラスウール、発泡ウレタンの断熱材を取り扱う場合が多いです。
この方法の場合、工期が短く、費用も安く抑えられます。
一方で、壁部分に断熱材を入れることが難しいため、断熱性能を十分に高められません。
また、床下の状況によっては施工できない場合もあります。
□ 断熱リフォーム費用を安くするためには?
次に、断熱リフォームの費用を安くするコツについて紹介します。
1つ目は、リフォームに関する補助金制度を使うことです。
自治体によっては、断熱リフォームに対して補助金を出しているケースがあります。
補助金をもらえれば、工事費用の負担額を減らせます。
補助金の内容や条件については、所属する自治体に問い合わせると良いでしょう。
2つ目は、自社施工をしている会社に依頼することです。
断熱工事の行う会社の中には、営業会社と施工会社が分離しているものがあります。
その場合、営業会社から下請け会社への仲介料が発生するため、費用が多少かかります。
一方で、営業から施工まで行っている会社に依頼すれば、仲介料がかかりません。
□ まとめ
以上、戸建てに後から断熱材を入れる方法とメリットについて解説しました。
後からでも戸建ての断熱性能を高めることは可能です。
今回の記事を参考に、断熱リフォームを検討してみてください。