リフォームをお考えの方へ!間取りに対する適切な収納の割合とは?

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「間取りに対する適切な収納の割合がわからない」
このような悩みをお持ちの方は多いと思います。
現在の住宅の収納に不満を感じている方の中で、どれくらい収納を増やすべきかわからない方は多いです。
そのような場合は、収納率を参考にすると良いです。
今回は、間取りに対する適切な収納の割合を算出する方法を紹介します。

□ 収納率の算出方法を紹介します!

最初に、収納率の算出方法について紹介します。

収納率とは、住宅の床面積に対して収納スペースが占める割合を指します。
収納スペースとは、押し入れやクローゼットなどを床から天井まで使用できる収納を指します。
そのため、床下収納や腰の高さまでの下駄箱などは除かれます。

そして、収納率は(1階収納+2階収納)÷(1階床面積+2階床面積)で算出されます。
この式で算出される収納率の数字は10〜12パーセント程度であることが望ましいです。
ただし、これは家族構成やライフスタイルなどによって差はあります。

また、収納率を上げすぎると逆に不便を感じてしまいます。
具体的には、約14パーセントを超えると生活スペースが足りなくなり、暮らしにくいと感じます。

□ おすすめの収納スペースを紹介します!

次に、おすすめの収納スペースを紹介します。

*パントリー

パントリーとは、キッチン周辺にある食料庫です。
パントリーは収納力が大きな特徴なので、食料の備蓄以外に調味料、食器、キッチン家電などキッチン関連の物を収納できます。
パントリーがあることでキッチンがスッキリするため、料理がしやすくなります。

*ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、中に人が入れるほどの大容量の収納スペースです。
家族全員の衣類を収納したり、その場で着替えられたりできる点が大きな特徴です。
ただし、設置のために十分なスペースが必要なので、現在の間取りを踏まえて検討する必要があります。

*玄関脇の収納庫

玄関脇に大きめの収納庫を設けると便利です。
玄関脇に収納庫を設けると、靴や傘以外にもコートやアウトドアグッズなど収納できます。
外に出かける際に必要なものを玄関付近に収納することで、動線が良くなります。

□ まとめ

以上、間取りに対する適切な収納の割合を算出する方法を紹介しました。
自宅の収納率が分かれば、リフォーム計画を立てやすくなります。
今回の記事を参考に、適切な収納スペースを確保してください。
当社では、住宅のリフォームに関するご相談を随時受け付けております。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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