介護リフォームにかかる費用の相場は?詳しく解説します!

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最近は、自宅で介護をする方が増えてきています。
施設でなく家族で介護をすることを望む家庭では、できるだけバリアフリーの環境にすることが望ましいでしょう。
今回は、そのバリアフリーにするためにどれくらいの費用がかかるか解説します。

□ 介護リフォームをする時の費用は?

バリアフリー工事には様々な種類があります。
例えば、各部屋に手すりを付けたり、スロープを付けたりと例を挙げればたくさんあります。
それでは、ここからはバリアフリー工事の例を挙げて費用相場を紹介していきます。

1つ目は、玄関に手すりを付ける場合です。
1万5000円以上かかると考えておきましょう。

2つ目は、トイレのリフォームです。
具体的には、扉を開けやすいものに改修したり、介助用の手すりを取り付けたり、便器を小さいものにしたりするといったことが挙げられます。
こちらの相場は約100万円です。

3つ目は、浴室関連の工事です。
浴室を広くしたり、出入り口の段差を無くしたりすることで介助者も広々と介護ができます。
また、段差がなくなるとつまずいて転倒してしまう心配もないです。

さらに手すりの設置はもちろん、浴室の壁や天井に断熱加工を施すことで要介護者が冬場の急激な体温変化で倒れるリスクを減らせます。
これらの相場は約200万円とお考えください。

□ 介護リフォームの必要性は?

高齢者の事故のほとんどは家の中で起こっており、無論それは介護中でも起こります。
いくら介護でつきっきりといえども少しの段差や階段などでつまずいて転倒してしまうことはあります。
例えば、手すりが無いと立ち上がるのが難しくそこでバランスを崩してケガをする可能性さえもあります。
これらを考慮してできるだけケガの原因を無くすためにバリアフリーな環境にすることをおすすめします。

それにこの介護リフォームは介護する側、つまり介助者のためでもあるのです。
バリアフリーな環境だと介助者も介護がしやすくなりますよね。
広い浴室スペース、簡単に起き上がれるようなベッド周りの手すり、階段や玄関の手すりなど、バリアフリー化することで少しでも介助者が楽になる環境づくりをすることが肝心です。

そして、介護リフォームは現在介護が必要なくても、将来自分や家族が介護が必要になった時のためにも重要です。
介護が必要になってからでは、リフォームをするのは難しいでしょう。
将来を考えて介護リフォームが必要そうな場合は、検討してみるのも良いと思います。

□ まとめ

今回は、介護リフォームについて解説しました。
なにか参考になることがありましたら幸いです。
また、なにか家づくりに関する疑問点がございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。

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