キッチンの床の素材は何が良い?床材選びのポイントについて

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キッチンの床材選びに迷っている方、どのポイントに注目して選べば良いのかわからないというお悩みをお持ちではないでしょうか。
キッチンは清潔に保ちたい場所でありながら汚れやすい場所でもあるので、床材選びは大切です。
この記事では、床材の種類や選び方のポイントについてご紹介します。

□ キッチンの床の素材にはどんなものがある?ご紹介します!

この項では、キッチンの床の素材に使われる代表的な4種類の素材をご紹介します。

1つ目は、フローリングです。
木質系のフローリングは、「無垢フローリング」と「複合フローリング」に大別され、一般的に多く用いられているのは後者の方です。
無垢フローリングは自然の風合いが楽しめる点が魅力で、複合フローリングは色やデザインのバリエーションが豊富です。
ただし、吸湿性があるためシミ汚れがつきやすかったり、部分的な取り替えができないことがデメリットでしょう。

2つ目は、クッションフロアです。
塩化ビニルや樹脂を用いているため、吸水性がなく脂も中まで浸透しにくいため水回りに最適です。
食器を落としても割れにくく、デザインや色も豊富です。
しかし、熱や薬剤には弱いのが特徴で、耐久年数もあまり長くはありません。

3つ目は、タイルです。
陶磁器を用いた硬くて高級感がある床材で、デザインにこだわりたい方に人気です。
汚れもすぐに拭き取れ、熱や薬剤、衝撃にも強いです。
デメリットは、目地に汚れやカビが付着しやすいことと、食器を落とすと割れてしまうことが挙げられます。

4つ目は、コルクです。
弾力があり柔らかいため長時間の立ち作業でも足への負担が少ないです。
また、冬の冷たさも軽減してくれますし、物を落としても割れにくいです。
一方で、コルクは紫外線に弱く経年劣化で黄変してしまうため、高級感を求める方には不向きでしょう。

□ キッチンの床材を選ぶときのポイントとは?

この項では、キッチンの素材を決めるときにはどこに着目するべきなのか解説します。

1つ目は、水や油汚れに強いかどうかです。
料理中の水はねや油はねは、そのままにしておくと傷や油はねの原因になってしまいます。
水拭きで汚れを落とせる床材が理想的で、蒸気スチーマーが使える床材もおすすめです。

2つ目は、滑りにくさです。
キッチンでは火や包丁など危険を伴うものを使うため、少し躓いたり滑ったりするだけでも大怪我に繋がりかねません。
どれだけきれいに掃除をしていても、床材が良くないと滑りやすくなってしまうので注意しましょう。

3つ目は、リビングやダイニングとの調和のしやすさです。
キッチンの床材はやはり機能面が大事ではありますが、見た目が悪いと気持ちよく食事ができるとはいえないでしょう。
リビングやダイニングと同じデザインで揃えたり、壁や扉の相性に着目したりすることがおすすめです。

□ まとめ

今回は、キッチンの床の素材の種類別の特徴や、床材選びのポイントについて解説しました。
機能性が求められる水回りに関しては、作業性、清掃性、収納性を考慮した上で、家族みんなが使いやすい工夫が必要です。
当社では、快適に生活のできるお住まいにするための最適なプランをご提案致しますので、ぜひご相談ください。

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