車椅子でも快適に過ごしたい!リフォームの際はキッチンの通路幅などに注意しましょう

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この記事をご覧の皆さんは「キッチンをバリアフリー化したい」「車椅子に対応した住宅リフォームをする際のポイントを知りたい」このようなお悩みを抱えているかもしれません。 
そこで、今回はキッチンのバリアフリー化のポイントと、車椅子に対応した住宅リフォームについて解説します。

□ キッチンのバリアフリー化におけるポイントを解説!

毎日使うキッチンですが、バリアフリー化となると優先順位がどうしても低くなりがちです。
というのも、キッチンはトイレや浴室と比べても不便を感じにくいですし命に関わるような事故も起こりにくい場所だからです。
ただ、頻繁に使うキッチンだからこそリフォームの際はしっかりこだわって進めていただきたいです。

ここでは、キッチンのバリアフリー化のポイントについて詳しく解説しましょう。

1つ目は、座った状態でも作業しやすいキッチンにすることです。
若いときは長時間立ったままでも作業できたかもしれませんが、歳を取るにつれて立った作業は難しくなってしまいます。
キッチンの高さは規格によって定められているので、実際にショールームを訪れてみてどの高さが最適か確認することをおすすめします。

2つ目は、キッチンの通路幅にこだわることです。
キッチンの通路幅は80cmから90cmあれば十分とされていますが、車椅子となるとそれ以上の幅が必要でしょう。
具体的には110cmから120cmの通路幅が理想的です。
また、アイランドキッチンやI型キッチンならより作業効率が高まるでしょう。

□車椅子に対応した住宅リフォームの種類と費用相場を解説!

次は、キッチンに限らない様々なバリアフリーリフォームの種類と費用相場について解説しましょう。

1つ目は、手すりの設置です。
手すりといっても種類は様々ですが、例えばトイレのL字型手すりなら2万円から4万円、浴室の手すりなら5万円前後と言われています。

2つ目は、段差の解消です。
これは玄関に式台を設置して段差を少なくしたり、床材を増やして段差を無くしたりする作業が伴います。
式台の設置なら3万円前後ですが、床のかさ上げは5万円前後かかります。

3つ目は、トイレの拡張リフォームです。
車椅子を使用する方にとっては、重要なリフォームでしょう。
スペース自体に手を加える必要があるので、15万円から30万円ほどします。

□まとめ

この記事では、キッチンのバリアフリーリフォームについて解説しました。 
当社はお客様のライフステージに合わせたご提案をさせていただきます。
この記事をキッチンのリフォームを考える際の参考にしていただけると幸いです

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