介護しやすいお風呂の特徴は?

  • コラム

この記事をご覧の皆さんは
「介護しやすいお風呂ってどんな特徴があるのだろう」「介護に適切な間取りについて詳しく知りたい」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は介護しやすい間取りについて解説します。

□ 介護しやすいお風呂について解説します!

バリアフリー住宅では家の総額に大きく影響する浴室を最初に検討することをおすすめします。
ここでは浴室をバリアフリー化するときに意識したいポイントについて解説します。

1つ目は出入口を広くすることです。
出入口は65cm以上が理想的と言われています。
ドアは通常のドアよりもスライド式のものにすると広く開けることができるのでおすすめです。

2つ目は手すりをL字型にすることです。
手すりは浴槽と洗い場の2つに設けることが理想的です。
手すりがあるだけで転倒防止になるので、よく設置場所については検討しましょう。

3つ目は浴槽を浅めにすることです。
浴槽のまたぎやすい高さは42cmほどで、また長さは110cmから160cmがちょうど良いでしょう。
この程度のサイズ感ですと身体に無理な圧迫もかけないので安心して利用できます。

□ 介護に適切な間取りについて解説します!

次は介護しやすい間取りについて解説します。
家全体を介護しやすい間取りにすることで介護の負担が大きく軽減されるので、ぜひ参考にしてください。

1つ目は家の中に袋小路を作らないように工夫することです。
高齢者の方にとっては長時間の歩行はなるべく避けたいところです。
ドアを複数の面につけて住まいの中を回遊できるような作りにすることをおすすめします。

2つ目は寝室からアクセスしやすい場所にトイレを作ることです。
高齢になるとトイレの回数が増え、睡眠時にもトイレに行きたくなることもあるでしょう。
その際に寝室から近いと安心してトイレに行けるのでおすすめです。

3つ目は浴室を寝室の近くに設置することです。
冬の浴室の温度差で起こるヒートショックによって高齢の方が亡くなる事故も頻出してます。
温度差をなくすためにもなるべく距離を短くすることをおすすめします。

□ まとめ

この記事では、介護しやすい間取りについて解説しました。
浴室をバリアフリー化する際には出入口の広さや浴槽の深さにこだわると良いです。
介護しやすい間取りにするために寝室とトイレ、浴室の距離を重視するようにしましょう。
この記事を住宅リフォームをする際の参考にしていただけると幸いです。

新着コラム

コラム一覧へ