介護部屋の広さはどのくらい必要?解説します!

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「介護部屋を作りたいけれど、どのくらいの広さにすれば良いのか分からない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
また、介護しやすい部屋を作るには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
そこで今回は、介護部屋に必要な広さと、介護部屋のポイントについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□ 介護部屋に必要な広さとは?

まず、介護を行うにあたって、介護ベッドは欠かせません。
そして、標準的な介護ベッドの大きさは、99.9×201.3センチとされています。
この大きさを目安に部屋の広さを3つのケースに分けて紹介します。

1つ目は、一人で歩いて移動するケースです。
要介護者が一人で歩いて移動できる場合は、ベッド周辺にはさほどスペースは必要ありません。
ベッドを壁際に寄せるのであれば、4畳半でも十分な広さです。

2つ目は、車椅子で移動するケースです。
要介護者が車椅子で移動をする場合は、入り口からベッドまでの間に車椅子が通過できるほどのスペースを確保する必要があります。
また、ベッド周辺には、車椅子からベッドへの乗り降りができるくらいのスペースも確保しておきましょう。

3つ目は、ベッドの上で寝たきりのケースです。
要介護者が寝たきりの場合は、移動の際に、リクライニング機能のある車椅子を使用することになります。
この車椅子は通常の車椅子よりもサイズが大きいので、その分ベッド周辺のスペースを確保することが大切です。

□ 介護部屋のポイントをご紹介!

1つ目は、介護ベッドの位置です。
介護ベッドは、リクライニングで上半身を起こしたときに、窓の外が見える場所に設置することが適切です。
その理由は、気分転換ができるような位置が介護において理想だからです。

また、半身マヒのある方は、マヒ側(患側)が壁になるように配置しましょう。

2つ目は、部屋のデザインです。
介護部屋は要介護者が長時間過ごす部屋であるので、色合いは心身を安静に保てるような落ち着いたものにしましょう。
また、要介護者の好きな写真やポスターを貼ることもおすすめします。

このように心地よく過ごせる空間作りを意識することが大切です。

□ まとめ

今回は、介護部屋に必要な広さと、介護部屋のポイントについて紹介しました。
介護部屋に必要な広さは、要介護者の状態にもよりますが、ベッドと車椅子が使用できるくらいのスペースを確保すると良いでしょう。
リフォームでお困りのことがあれば、お気軽に当社までご相談ください。

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