瓦屋根のリフォーム費用と種類は?わかりやすく解説!

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瓦屋根のリフォームは、大きな費用と時間が必要なため、慎重な検討が必要です。
老朽化した瓦屋根は、雨漏りや耐震性にも影響を与え、住まいの安全性を脅かす可能性があります。
今回は、瓦屋根リフォームの種類や費用、耐震性向上のための方法、補助金の活用方法などを解説します。

瓦リフォームの種類と費用

和瓦リフォーム

和瓦は、粘土を焼いて作られた伝統的な屋根材です。
耐久性が高く、100年以上もつと言われるほど長持ちする一方、重量が重いため耐震性が懸念される場合があります。
リフォーム方法は、大きく分けて3種類あります。

1:葺き替え
既存の瓦を全て撤去し、新しい瓦に交換する方法です。
30坪程度の住宅の場合、費用は120万円程度が目安となります。
高額ですが、屋根全体を新しくできるので、耐久性や耐震性を高めることができます。
廃棄物処理費用も考慮する必要があります。

2:葺き直し
一部の瓦が破損している場合などに、既存の瓦を再利用して葺き直す方法です。
30坪程度の住宅の場合、費用は60万円程度が目安となります。
葺き替えよりも安価ですが、同じ瓦が手に入らない場合もあります。

3:部分補修
瓦のずれや、一部の破損のみの場合、部分的に補修することで費用を抑えることができます。
足場が必要ない場合は、5~30万円程度で済むこともあります。

セメント瓦リフォーム

セメント瓦は、セメントを瓦の形に成形した屋根材です。
耐用年数は約20年と和瓦に比べて短く、経年劣化による雨漏りのリスクがあります。
リフォーム方法は、主に葺き替えと塗装の2種類です。

1:葺き替え
セメント瓦は、葺き直しが難しい場合が多く、多くの場合は他の屋根材への葺き替えが主流となります。
ガルバリウム鋼板への葺き替えの場合、30坪程度の住宅で100万円程度が目安となります。
軽量化による耐震性の向上も期待できます。

2:塗装
セメント瓦は塗装によって防水性を維持することができます。
30坪程度の住宅の場合、費用は25~40万円程度が目安です。
塗装は葺き替えに比べて安価ですが、約10年後には再塗装または葺き替えが必要となる可能性があります。

瓦屋根のリフォームを成功させるためのポイント

耐震性を高めるリフォーム方法

瓦屋根は重量があるため、地震による被害のリスクがあります。
耐震性を高めるためには、軽量な屋根材への葺き替えが効果的です。
ガルバリウム鋼板や軽量瓦など、様々な選択肢があります。

リフォーム補助金の活用方法

国や地方自治体では、住宅リフォームに対する補助金制度が設けられています。
耐震リフォームや省エネルギーリフォームなどが対象となる場合があり、最大で数十万円の補助金が受けられる可能性があります。
補助金の申請には、事前に必要な書類を準備する必要があります。
お住まいの自治体のホームページなどで、詳細な情報を確認しましょう。

まとめ

瓦屋根のリフォームは、費用や工期、耐震性など、様々な点を考慮する必要があります。
安全で快適な住まいを実現するために、適切なリフォーム計画を立てましょう。

当社ではリノベーション工事を承っております。
リノベーションは、住まいを変えることなく暮らしを手に入れることが可能です。
新潟エリアでリノベーションについて知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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