浴室のリフォームをお考えの方は、浴槽だけ交換したいと考えているかもしれません。
「浴槽だけが古くなったから交換したいけど、全体リフォームは費用も時間もかかるし…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ、今回は、浴槽交換リフォームについて解説していきます。
浴槽だけ交換するメリットやデメリットなどを説明するので、ぜひ参考にしてください。
浴槽の交換、リフォームは可能?
浴室のリフォームで浴槽だけ交換することは、もちろん可能です。
特に、浴槽にひび割れや水漏れなどの問題が発生した場合や、浴槽が古くなって買い替えたいと考えている場合に、有効な選択肢となります。
しかし、浴槽の種類や構造によって工法や特徴が異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。
1: 浴槽の種類による違い
浴槽には、据え置き型、埋め込み型、半埋め込み型の3種類があります。 据え置き型は、浴室の床や壁から独立した浴槽で、搬入や搬出が比較的容易です。
埋め込み型は、床に埋め込まれた浴槽で、見た目がスッキリとしているのが特徴です。
半埋め込み型は、床の一部に埋め込まれた浴槽で、据え置き型と埋め込み型のメリットを兼ね備えています。
2: 構造による違い
浴槽の構造も、リフォームの難易度や費用に影響を与えます。
ユニットバスの場合、浴槽と壁や床が一体となっているため、浴槽だけを交換する場合、周囲の壁や床も交換する必要がある場合があります。
在来工法の場合、浴槽と壁や床が独立しているため、浴槽だけを交換しやすいですが、配管や排水処理などの追加工事が必要になる場合があります。
浴槽交換リフォームの種類別メリット、デメリット
浴槽交換リフォームは、浴槽の種類や素材によって特徴が大きく異なります。
ここでは、代表的な浴槽の種類と素材のメリットとデメリットについて解説していきます。
1: 据え置き型浴槽
据え置き型浴槽は、最も一般的な浴槽の種類です。
FRP浴槽
メリット:軽量で割れにくい、価格が安い
デメリット:表面が傷つきやすい、熱伝導率が高く冷めやすい
ステンレス浴槽
メリット:耐久性が高い、清潔感がある、熱伝導率が低く保温性が高い
デメリット:価格が高い、傷がつきやすい
ホーロー浴槽
メリット:耐久性が高い、汚れがつきにくい、保温性が高い デメリット:価格が高い、衝撃に弱い
2: 埋め込み型浴槽
埋め込み型浴槽は、床に埋め込まれた浴槽で、見た目がスッキリとしているのが特徴です。
FRP浴槽
メリット:軽量で割れにくい、価格が安い
デメリット:表面が傷つきやすい、熱伝導率が高く冷めやすい
ステンレス浴槽
メリット:耐久性が高い、清潔感がある、熱伝導率が低く保温性が高い
デメリット:価格が高い、傷がつきやすい
ホーロー浴槽
メリット:耐久性が高い、汚れがつきにくい、保温性が高い
デメリット:価格が高い、衝撃に弱い
3: 半埋め込み型浴槽
半埋め込み型浴槽は、床の一部に埋め込まれた浴槽で、据え置き型と埋め込み型のメリットを兼ね備えています。
FRP浴槽
メリット:軽量で割れにくい、価格が安い
デメリット:表面が傷つきやすい、熱伝導率が高く冷めやすい
ステンレス浴槽
メリット:耐久性が高い、清潔感がある、熱伝導率が低く保温性が高い
デメリット:価格が高い、傷がつきやすい
ホーロー浴槽
メリット:耐久性が高い、汚れがつきにくい、保温性が高い
デメリット:価格が高い、衝撃に弱い
まとめ
浴槽交換リフォームは、浴槽の種類や構造、素材によって特徴が大きく異なります。
上記を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な浴槽を選び、快適な浴室を実現しましょう。
信頼できる業者としっかりと相談し、納得のいくリフォームを行いましょう。