冬場、お風呂に入ると「寒い…」と感じてしまうことはありませんか。
せっかく温まろうと思って入ったお風呂なのに、寒くてゆっくりできないのは本当に残念ですよね。
お風呂が寒いと、入浴が億劫になるだけでなく、ヒートショックのリスクも高まります。
ヒートショックは、温度差によって血圧が急上昇・急下降し、心臓や血管に負担をかける症状です。
最悪の場合、死に至るケースもあるため、お風呂の寒さ対策は必須です。
この記事では、お風呂が寒い原因と、今すぐできる対策、そしてリフォームによる解決策まで、具体的な方法を紹介します。
寒さから解放されて、快適なバスタイムを実現しましょう。
お風呂が寒い原因は?その危険も解説
お風呂が寒い原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
1: 床材
タイル素材など、熱伝導率の高い素材で床が作られている場合、冷たさを感じやすくなります。
2: 換気
24時間換気システムなど、常に外気を取り込む換気システムが稼働している場合、外気の冷気が浴室に侵入しやすくなります。
3: 窓
窓の断熱性能が低い場合、外気の冷気が直接浴室に侵入し、温度が下がってしまいます。
お風呂が寒いと、ヒートショックのリスクが高まるだけでなく、下記のような問題も発生する可能性があります。
入浴が億劫になる
寒さを感じて入浴が億劫になり、身体を温める機会が減ってしまうことで、健康面への悪影響が懸念されます。
風邪をひきやすい
浴室が寒いと、身体が冷え切ってしまい、風邪をひきやすくなります。
体調不良
身体が冷えることで、血行が悪くなり、肩こりや腰痛、冷え性などの体調不良につながる可能性があります。
お風呂が寒いときに今すぐできる7つの対策
お風呂が寒いと感じたら、まずは手軽にできる対策を試してみましょう。
1: お湯の温度を上げる
湯船のお湯の温度を少し高く設定することで、浴室全体を暖める効果があります。
2: シャワーで浴室を暖める
シャワーのお湯を浴室全体に浴びせることで、空気を暖めることができます。
3: 浴室用暖房器具を使用する
浴室用暖房器具は、浴室全体を暖める効果が高く、ヒートショック対策にも有効です。
4: 床にすのこを敷く
床にすのこを敷くことで、床と身体の接触面積を減らし、冷たさを感じにくくなります。
5: 窓に断熱シートを貼る
窓に断熱シートを貼ることで、外気の冷気を遮断し、浴室の温度低下を防ぐことができます。
6: 風呂フタを閉める
風呂フタを閉めることで、湯船の熱が逃げにくくなり、浴室全体を暖める効果があります。
7: 湯船に湯温計を入れる
湯温計を入れることで、お湯の温度を常に確認することができます。
まとめ
お風呂が寒い原因は、床材、換気、窓の断熱性能など、様々な要因が考えられます。
放置すると、ヒートショックなどの健康被害のリスクが高まるため、早めの対策が必要です。
まずは、今回紹介した手軽な対策を試してみて、効果を感じられなければ、リフォームも検討しましょう。
快適なバスタイムを実現し、心身ともに健康な生活を送るように心がけましょう。