トイレリフォームを検討しているけど、費用がどれくらいかかるのか不安ですよね。
そこで本記事では、トイレリフォームにはいくらかかるのか、解説していきます。
□トイレリフォームはいくらかかる?
トイレリフォームにかかる費用は、設置するトイレのタイプや工事内容によって大きく変わります。
1: トイレ本体の設備交換
洋式トイレから別の洋式トイレへ交換する場合、設備機器代(交換するトイレ本体)のほか、古いトイレの撤去と新しいトイレの設置にかかる工事費用が必要です。
古いトイレの撤去費用の相場は約2万円、新しいトイレの設置費用の相場は約3万円となります。
2: トイレ本体の設備交換(和式から洋式)
和式トイレを洋式トイレに交換する場合は、洋式トイレから洋式トイレへの交換に加えて、排水管の移設や床の改修などが必要になる場合があり、費用がさらに高くなる傾向があります。
3: トイレの内装リフォーム
トイレの内装リフォームには、床、壁、天井のリフォームが含まれます。
床材や壁材の種類によって費用が異なりますが、一般的なトイレの内装リフォームの費用は、床は約2万~8万円、壁・天井は約1万~6万円です。
4: トイレのまるごとリフォーム
トイレのまるごとリフォームは、トイレ本体の設備交換と内装リフォームを同時に行うリフォームです。
トイレの設備交換と内装リフォームを同時に行うことで、工期を短縮できます。
5: バリアフリー化
バリアフリー化には、手すりの設置、引き戸への変更、段差解消などがあります。
手すりの設置は約1万~18万円、引き戸への変更は約5万~15万円、段差解消は約3万~10万円が相場です。
6: トイレの移動
トイレの移動は、トイレの位置を変更する場合に行います。
トイレの移動には、排水管の移設や床の補修などが必要になり、費用が高額になる傾向があります。
7: トイレの新設
トイレの新設は、トイレを新たに設置する場合に行います。
トイレの新設には、排水管の設置や床の補修などが必要になり、費用が高額になります。
□トイレリフォームの注意点
トイレリフォームでは、工事期間中のトイレの利用方法や、和式から洋式へのリフォームにおける注意点など、いくつか注意すべき点があります。
スムーズなリフォームを実現するため、以下の点を事前に確認しておきましょう。
1: 工事期間中のトイレの利用方法
工事期間中は、トイレが使えなくなる期間が発生します。
リフォーム会社が仮設トイレを設置してくれる場合もありますが、別途レンタル費用がかかるのが一般的です。
ご近所のコンビニなどを利用したり、介護用のポータブルトイレや、災害用の簡易トイレなどを用意するなど、事前に計画を立てておくことが大切です。
2: 和式から洋式へのリフォーム
和式トイレを洋式トイレにリフォームする際は、床の段差や排水管の移設など、追加の工事が必要になる場合があります。
特に、和式トイレが「汲み取り式」の場合は、費用が高くなる傾向があります。
3: トイレのサイズとスペース
トイレのスペースが狭いと、設置できるトイレの種類が限られてしまいます。
特に、0.3坪(半畳程度)の狭いトイレの場合、通常の大きさのタンク付き洋式トイレを設けることはできません。
この場合は、コーナー設置タイプ(コンパクトリフォームモデル)の便器を選ぶ必要があります。
□まとめ
この記事では、トイレリフォームにかかる費用相場と工事内容別の解説、そしてリフォームにおける注意点を解説しました。
トイレリフォームは、費用や工事内容、注意点など、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
信頼できるリフォーム業者と相談し、ご自身のニーズに合った最適なリフォームプランを見つけましょう。