リフォームで外壁断熱を検討中?種類や効果を徹底解説!

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築年数が経ち、冬場の寒さ対策や光熱費の節約に悩んでいる皆さん。
住まいの快適性を重視するなら、外壁の断熱リフォームは検討すべき選択肢の一つです。
しかし、「種類が多くてどれを選べばいいか分からない」と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁断熱リフォームの種類、それぞれのメリット・デメリットなどを具体的に解説することで、あなたが最適な断熱リフォームを選択できるようサポートします。

□外壁断熱リフォームの種類と特徴

外壁断熱リフォームには、大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの特徴を理解し、住まいの状況や予算に合わせて適切な方法を選択することが重要です。

1:外張り断熱工法

外張り断熱工法は、建物の構造の外側に断熱材を貼り付ける方法です。
主に木造住宅に採用される工法で、内断熱工法と比べて結露が発生しにくいというメリットがあります。
また、壁内に空洞ができるため、配線などの工事が容易に行えます。

2:外断熱工法

外断熱工法も、建物の構造の外側に断熱材を貼り付ける方法ですが、主にコンクリート構造の建物に採用されます。
外断熱工法には、コンクリートに断熱材を接着・密着させる「湿式工法」と、支持金物を設置して外装材を施工する「乾式工法」の2種類があります。
湿式工法は、断熱材と外壁材に透湿性のあるものを使用する必要があります。
乾式工法は、重量のある素材を使用できるため、デザイン性の高い外壁を実現できます。

3:充填断熱工法

充填断熱工法は、柱と柱の間に断熱材を充填する方法です。
既存の壁を壊す必要があるため、大規模なリフォームとなります。
しかし、施工が比較的簡単で、費用を抑えられるというメリットがあります。

□外壁断熱リフォームの効果

外壁断熱リフォームの費用は、使用する断熱材の種類や施工方法によって大きく異なります。
一般的には、外張り断熱工法が最も費用が高く、充填断熱工法が最も費用が安く、外断熱工法はその中間となります。
外壁断熱リフォームを行うことで、以下のような効果が期待できます。

1:冬場の暖房費削減

外壁を断熱することで、室内の熱が外に逃げるのを防ぎ、暖房効率が向上します。
冬場の暖房費を大幅に削減できるだけでなく、室温も安定するため、快適に過ごせるようになります。

2:夏場の冷房費削減

夏場は、外からの熱が室内に侵入し、冷房効率が低下します。
外壁を断熱することで、外からの熱の侵入を防ぎ、冷房効率が向上します。
冷房費を削減できるだけでなく、室温の上昇を抑え、快適な室内環境を実現できます。

3:結露防止

外壁を断熱することで、壁内の温度差が小さくなり、結露が発生しにくくなります。
結露はカビやダニの発生原因となるため、健康面でも大きなメリットがあります。

4:室温の安定化

外壁を断熱することで、室温が安定し、快適な住空間を実現できます。
特に、冬場は室温が安定することで、暖房器具の使用時間を短縮でき、光熱費の節約に繋がります。

□まとめ

外壁断熱リフォームは、住まいの快適性と省エネ性を高める効果的な方法です。
種類や費用、効果などを理解した上で、住まいの状況や予算に合わせて適切な方法を選択することが大切です。
今回の記事が、あなたの外壁断熱リフォームの検討に役立てば幸いです。

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