洗面台周りをスッキリと片付けたい、収納スペースをもっと有効活用したいと考えているあなたへ。
この記事では、限られたスペースを最大限に活用し、使いやすく美しい洗面台を実現するためのヒントをご紹介します。
□洗面台収納タイプ別おすすめ
洗面台下の収納は、引き出しタイプ、開き戸タイプ、片引き出しタイプなど、様々なタイプが存在します。
それぞれのタイプの特徴やメリット・デメリットを比較し、生活スタイルに合った最適な収納タイプを選ぶための情報を提供します。
1:引き出しタイプ
引き出しタイプは、出し入れのしやすさと、収納物の見つけやすさが魅力です。
様々な形状やサイズの引き出しを組み合わせたキャビネットもあり、収納物や使用頻度ごとに分けて収納できます。
しかし、配置や構造によっては、引き出しの奥行きが少なく、収納スペースが狭いものもあります。
選ぶときは、高さと奥行きがたっぷり設計されているかチェックしましょう。
2:開き戸タイプ
開き戸タイプは、広い収納スペースが確保できるため、背の高いものや幅の広い物の収納に向いています。
ただし、奥に入れた物が取り出しにくかったり、小物の収納には向いていないので、鏡の裏収納も合わせて検討することをおすすめします。
3:片引き出しタイプ
片引き出しタイプは、引き出し部分と開き戸部分の両方のメリットを兼ね備えたハイブリッド収納です。
出し入れが簡単にできる引き出し部分には小物類を、開き戸部分にはバケツなど大きな物の収納に向いています。
収納物の分別もしやすく、スペースをフル活用できます。
□洗面台収納による空間活用術
洗面台の収納スペースをさらに拡張するために、壁面や頭上空間を有効活用する方法を紹介します。
ニッチ収納、棚板、キャビネットなど、様々な収納アイデアと、それぞれの費用目安を提示することで、具体的なリフォームのイメージを掴めるようにします。
1:壁面収納
洗面台周りは、細々したものが散乱しがちな場所です。
壁の厚みを利用してニッチ収納をつくると、よく使うものを整理して見せる収納ができます。
ニッチ収納は、スペースを有効活用できるだけでなく、インテリアのアクセントにもなります。
2:頭上空間活用
頭上から天井の間のスペースに、棚板やキャビネットを取り付ければ、洗面室の収納力はさらにアップします。
戸建て住宅では、洗面台上にアッパーキャビネットを設置することが一般的ですが、マンションでは洗面室の天井高が低い場合があるため、洗濯機の上への設置がおすすめです。
3:アイアンバー
天井にアイアンバーを取り付けるのも、頭上空間を有効活用する一つの方法です。
ハンガーやひっかけるタイプの収納に使えるだけでなく、洗濯物のちょい掛けスペースとしても活躍します。
近年では、洗面室で洗う→干すという作業を完結できる「ランドリールーム化」がリフォームのトレンドとなっており、アイアンバーはそんなランドリールーム化にも役立ちます。
□まとめ
洗面台のリフォームでは、収納のタイプ選びと空間活用が重要です。
引き出し、開き戸、片引き出しなど、それぞれの収納タイプの特徴を理解し、生活スタイルに合った最適なものを選びましょう。
また、壁面や頭上空間を有効活用することで、収納力をさらに高め、スッキリとした洗面台を実現できます。
今回の記事が、洗面台リフォームの収納アイデアを考える際の参考になれば幸いです。