キッチンリフォームを検討しているけど、何から始めればいいか、工程や注意点が分からず不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、キッチンリフォームの工事の順番を紹介します。
□キッチンリフォーム工事順番
キッチンリフォームは、大きく6つの工程に分けられます。
それぞれの工程でどのような作業が行われるのか、具体的に解説していきます。
1:養生
リフォーム工事では、作業中の粉塵や破片が飛び散らないように、床や壁、家具などを保護する「養生」を行います。
養生は、リフォーム後の美観を保つために非常に重要な工程です。
2:旧キッチンの撤去
養生が終わったら、いよいよ旧キッチンの撤去作業です。
キッチン本体だけでなく、シンク、ガスコンロ、レンジフード、収納棚などもすべて取り外します。
配管や配線も撤去するため、専門業者に依頼することが大切です。
3:水道、ガス、電気の設備工事
旧キッチンが撤去されたら、新しいキッチンに合わせて水道管、ガス管、電気配線を変更する設備工事を行います。
既存の設備の位置によっては、新たな配管や配線を設置する必要がある場合もあります。
4:造作工事
設備工事が完了したら、キッチン周りの壁や床を補修する造作工事を行います。
必要に応じて、新しいキッチンに合わせて壁や床を造り直す場合もあります。
5:新キッチンの設置
造作工事が終われば、いよいよ新しいキッチンの設置です。
キッチン本体やシンク、ガスコンロ、レンジフードなどを組み立てて設置していきます。
6:水道、ガス、電気の配線工事
最後に、水道管、ガス管、電気配線を新しいキッチンに接続する配線工事を行います。
配線工事が完了すれば、キッチンリフォームは完了です。
□キッチンリフォーム工事で気をつけたい注意点
キッチンリフォームでは、工事中の生活や設備の変更、キッチンのサイズなど、注意すべき点がいくつかあります。
これらのポイントを押さえることで、リフォーム後の後悔を防ぎ、理想のキッチンを実現できます。
1:工事中の生活
キッチンリフォーム中は、キッチンが使えなくなるため、食事の準備や片付けに支障をきたします。
事前に、食事の確保方法や食器洗いなどの対応策を検討しておきましょう。
2:設備の変更
キッチンリフォームでは、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの変更や、食器洗い乾燥機の設置など、設備を変更する場合があります。
設備の変更を検討する際は、電気容量やガス配管、排水設備など、事前に確認しておくことが重要です。
3:キッチンのサイズ
キッチンリフォームでは、キッチンのサイズを変更する場合があります。
特に、オープンキッチンや対面キッチンなど、間取りを変更する場合は、十分なスペースを確保できるか、事前に確認が必要です。
4:搬入経路
新しいキッチンを搬入する際に、搬入経路が確保されているか確認しましょう。
搬入経路が狭い場合は、キッチン本体を分解して搬入したり、クレーンを使用したりする必要がある場合があります。
5:予算
キッチンリフォームには、さまざまな費用がかかります。
事前に、予算をしっかりと立て、リフォーム内容や使用する素材などを決めておきましょう。
□まとめ
キッチンリフォームは、生活に大きな影響を与える工事です。
今回の記事では、キッチンリフォームの工程と注意点について解説しました。
この記事を参考に、事前にしっかりと準備を行い、安心してリフォームを進めていきましょう。