浴室の床のひび割れ、放置していませんか。
毎日使う浴室の床にひび割れを見つけると、不安ですよね。
放置すると、水漏れやシロアリ発生など、深刻な問題につながる可能性も。
この記事では、浴室の床のひび割れの原因や、ユニットバスの床の補修方法について解説します。
□浴室の床がひび割れる主な原因と問題点
*浴室の床がひび割れる主な原因
浴室の床がひび割れる原因は、大きく分けて3つあります。
1:経年劣化
浴室は、湿気や温度変化が激しい場所です。
そのため、長年使用していると、床材や目地が劣化し、ひび割れが発生します。
ユニットバスの場合、耐用年数は約15年と言われています。
2:タイルの劣化
在来工法でタイルが使用されている場合は、タイルそのものが割れたり、目地が劣化したりすることがあります。
タイル目地の耐用年数は約10~15年です。
3:重い物の落下
固くて重いものを落としてしまうと、タイルが割れてしまうことがあります。
割れたタイルは、ケガの原因となるため、速やかに補修しましょう。
*浴室の床がひび割れることによる問題点
浴室の床のひび割れは、放置すると次のような問題を引き起こす可能性があります。
1:水漏れ
ひび割れ部分から水が床下へ漏れるようになり、基礎を腐敗させることがあります。
特に2階にある浴室の場合、1階の天井にシミや水漏れが発生する可能性があります。
2:シロアリ発生
床下の湿気が高くなると、シロアリが発生しやすくなります。
シロアリは、床下から住宅内に入り込み、木材を食い荒らしてしまうため、早めに対処する必要があります。

□ユニットバスの床を補修する方法
ユニットバスの床のひび割れは、補修できます。
1:部分的な修繕
ひび割れ箇所に、エポキシパテやGFRP素材で下地処理を施し、防水塗料を塗る方法です。
2:シート張り
床全体に、機能性シートを張る方法です。
滑り止め効果や衝撃吸収効果があり、小さなお子さんや高齢者がいる家庭に適しています。
3:ユニットバスの交換
床のひび割れ以外にも、汚れが酷かったり、床材以外の部分の劣化が気になったりする場合は、ユニットバスを交換することも検討できます。
ユニットバスの補修は、専門会社に依頼することをおすすめします。
□まとめ
浴室の床のひび割れは、放置すると水漏れやシロアリ発生など、深刻な問題につながる可能性があります。
ユニットバスの床の補修方法は、部分的な修繕、シート張り、ユニットバスの交換などがあります。
適切な方法を選んで、浴室を快適な空間に保ちましょう。