家の中が寒い?原因と寒い家を暖かくするためのリフォーム方法をご紹介!

  • コラム

冬季が到来すると、多くの家庭で寒さが厳しくなることは避けられません。

今回は、寒い季節でも快適な生活環境を手に入れるための具体的なリフォーム方法とその効果について解説します。
この記事を通じて、寒い季節でも心地よく過ごせる家づくりのヒントを得ていただければ幸いです。

□寒い家の原因とは?

*断熱・気密性能の低さ

家の中が寒くなる主な原因の一つは、断熱・気密性能の低さです。
壁や窓に隙間が多く、冷気が侵入しやすい状態になっています。

特に、築年数が古い家や木造住宅では、建築材や窓サッシの劣化により隙間風が侵入しやすくなり、より寒さを感じやすくなります。
このような家では、暖房をかけても熱が外に逃げやすく、なかなか室内が温まりません。
その結果、暖房費が増加するだけでなく、快適な生活が送れなくなる可能性もあります。

*コールドドラフト現象

もう一つの大きな原因は、コールドドラフト現象です。
この現象が発生すると、特に足元が冷えやすくなります。

床下が冷えることで、底冷えの原因となり、生活するには厳しい環境が生まれてしまいます。
暖房を使っても室温や足元の気温が上がらなくなってしまうため、「暖房が効かない」と感じた際には、この現象が影響している可能性が高いです。

□寒い家を暖かくしよう!寒さ対策のリフォーム方法をご紹介!

1.内窓の取り付け・窓の交換

窓は家の明るさを確保するために重要ですが、寒さの原因ともなり得ます。
高性能な窓に交換することで、寒さを大幅に解消できます。

窓の性能が低いと、部屋全体が寒くなってしまいます。
現在では寒さを解消できる高性能な窓が多く出ています。
寒さ対策のためのリフォームの最有力候補とも言えるでしょう。

2.在来浴室からユニットバスへの交換

古い浴室は寒さが伝わりやすい構造になっています。
ユニットバスへの交換を検討することで、寒さを感じにくい浴室に生まれ変わります。

築20年を超える建物では在来工法が多く採用されていますが、この工法は寒さが伝わりやすい構造になっています。
このように、ニットバスへの交換は、寒さ対策に非常に効果的です。

3.床暖房の取り付け

床暖房は「足元の冷えが気になる」人に特におすすめです。
エアコンと比べて乾燥しにくいのも大きなメリットです。
床暖房の取り付け方法は、既存の床の上から取り付ける方法と、一度床を完全に取り払う方法があります。
費用やリフォーム後の段差などを考慮して、最適な方法を選ぶことが重要です。

4.浴室への暖房器具の取り付け

浴室の寒さは健康上のリスクにもなります。
暖房器具を取り付けることで、寒さが気にならなくなり、不慮の事故のリスクも下がります。
洗濯物を干したり、入浴後のカビを防止したりといった使い方もできるのもメリットの一つです。

ただし、浴室との相性を見てもらうことが重要です。

□まとめ

家の寒さを解消するためのリフォーム方法は多岐にわたります。
内窓の取り付けや窓の交換、ユニットバスへの交換、床暖房の取り付けなど、それぞれのニーズに応じた方法があります。

また、寒さ対策は一度のリフォームで長期的に快適な生活を送るための投資です。
計画的に進めて、次の冬を暖かく迎えましょう。

新着コラム

コラム一覧へ