二世帯住宅へのリフォームを検討している方もいらっしゃるでしょう。
二世帯住宅だと家族間のコミュニケーションも取りやすくなり、親世帯の介護もしやすくなります。
そこで今回は、二世帯住宅の間取りの種類とリフォームの費用相場をご紹介します。
□二世帯住宅の間取りの種類をご紹介！
二世帯住宅の間取りの種類を3つご紹介します。
＊完全同居タイプ
完全同居タイプは、玄関やリビング、キッチンなど、夫婦や子どもの個室以外のすべての空間を共有する間取りのことです。
賑やかに暮らしたい方におすすめです。
一方でプライバシーを保ちにくいため、プライバシーを配慮しつつ二世帯とも快適に過ごせるような工夫が必要です。
＊完全分離タイプ
完全分離タイプは、一つの建物に住みながらも、各世帯の生活スペースが完全に分けられている間取りのことです。
1階と2階に分ける上下分離型、建物を縦に分ける左右分離型があります。
世帯ごとで生活パターンが大きく異なる場合や、プライバシーを重視したい場合におすすめです。
＊一部同居タイプ
一部同居タイプは、玄関や浴室など一部の設備・スペースを共有する間取りのことです。
共有する範囲は各家庭の裁量によるため、事前にお互いの希望を話し合うことが必要です。
ご家庭ごとに最適な間取りは異なりますが、せっかくならどちらの世帯にとっても過ごしやすい間取りにしたいものです。
子どもの人数や年齢、親世帯の介護の可能性なども考慮しながら間取りを検討しましょう。
□二世帯住宅へのリフォーム費用相場は約1000万円？
二世帯住宅へのリフォームは、ご家庭によってリフォームプランが大きく異なるため、単純比較は難しいものです。
30～40坪の住宅で二世帯リフォームを行う場合の費用相場は、完全同居タイプだと300万円～、完全分離タイプだと2000万円～、一部同居タイプだと1000～1500万円です。
また、間取りによって必要な部屋数や水回り設備が変わります。
例えば、部屋の増築リフォームの相場は約20万円、システムキッチンの増築リフォームの相場は約130万円です。
各世帯にとって住みやすい住宅にするためには、それぞれが使いやすい生活動線にすることが重要です。
予算内でお互いが過ごしやすい住宅にできるよう、部屋や設備のリフォームを検討する必要があります。
□まとめ
今回は、二世帯住宅の間取りの種類とリフォームの費用相場をご紹介しました。
二世帯住宅には3種類の間取りがあり、ご家庭ごとに最適な間取りは異なります。
費用を考慮しながら、それぞれのご家庭に合った間取りを検討しましょう。
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