ベランダにサンルームを後付けするメリット・デメリットと費用をご紹介します!

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暖かい太陽光を浴びながらリラックスできたり、洗濯物を干せたりするサンルームに憧れている方もいらっしゃるでしょう。
サンルームは、住宅の二階のベランダに後付けできます。
今回は、ベランダにサンルームを後付けで設置するメリットとデメリット、設置にかかる費用をご紹介します。
サンルームの設置を検討している方は要チェックです。

□ベランダにサンルームを後付けで設置するメリット・デメリットとは?

*メリット

まず、サンルームがあれば雨や花粉などの天候に左右されずに洗濯物を干せます。
また、塩害の影響を受ける沿岸部にある住宅でも、湿った潮風に当たらずに太陽光で洗濯物を乾かせられます。

そして、サンルームは断熱性を向上させる効果もあります。
サンルームが外気と内気の間に隔たりを作るため、サンルームを設置する隣の部屋の断熱性が向上します。

さらに、ほとんどのサンルームは多くの太陽光を取り込めるように壁がガラス張りとなっているため、見晴らしも良く、開放的なリラックス気分を味わえるのも大きな魅力です。
テラスのようにテーブルや椅子を置けば、のんびり外の景色を眺めながら過ごして気分をリフレッシュできます。
ペットを飼っている場合は、ペットの遊び場としても使用できます。

*デメリット

まず、エアコンの室外機や雨どいの配置次第では、希望のサンルームのサイズが合わない場合があります。
サンルームを加工してサイズを合わせることも可能ですが、追加でオーダーメイド代がかかります。

また、サンルームを設置する時に外壁に釘などで固定する部材の周りを防水コーキングする必要があります。
雨や害虫の影響で住宅の耐久性を落としてしまうのを防ぐためです。
ゴム製のコーキングを行なった場合は、約5年に1度のペースで点検してください。

そして、既存の住宅の外壁に穴を開けてサンルームを固定することで、住宅自体の保証がきかなくなってしまう場合があります。
設置する前に、住宅を建設した業者に保証に影響はないか確認しておくと良いでしょう。

他にも、サンルームを後付けで設置したら建物変更登記が必要であり、住宅の床面積が増えた分、固定資産税の対象となります。
例えば約6帖のサンルームなら、固定資産税の増税金額は年間約15000円から20000円です。
サンルームを希望している方は、固定資産税が増えることを念頭に置いておきましょう。

□ベランダにサンルームを後付けする場合の費用をご紹介!

二階のベランダにサンルームを後付けする場合の費用相場は、40~60万円です。
サンルームは気密性や水密性に優れていますが、その性能を発揮させるには土台をしっかりと固める基礎工事が必要です。

一方で、テラスの側面を囲ったテラス囲いであれば約20〜30万円で施工が可能です。
基礎工事も不要で、テラスの床、屋根、囲いの3つのパーツで構成されています。
費用が抑えられる分、サンルームに比べて気密性・水密性が劣り、外気温の影響を受けやすくなります。

□まとめ

今回は、ベランダにサンルームを後付けで設置するメリットとデメリット、設置にかかる費用をご紹介しました。
費用を考慮しながら、ご家庭にサンルームが必要かどうか、設置するならどのようなタイプのサンルームを設置するか、慎重に検討しましょう。
当社ではサンルームの設置工事を行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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