キッチンの床リフォームの費用について紹介します!

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キッチンは毎日使う場所ですが、同時に水や油の飛び跳ねによる汚れが付着しやすい場所でもあります。
そのため、使いやすいキッチンをキープするためには、キッチンの床は常に良い状態で留めておかなければいけません。
そこで今回は、キッチンの床リフォームの詳細についてご説明します。
リフォームするべき目安やキッチンに適した床材、さらには床リフォームの費用相場まで、キッチンの床リフォームに関するあれこれをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

□キッチンの床材をリフォームする目安や床材の種類について

キッチンの床材は、傷やへこみが目立ち始めたり、きしみを感じたりするようになってきたら、リフォームをするべきタイミングだといえます。
とはいえ、使用している床材の種類によって耐久年数が異なります。
そのため、以下の耐久年数を目安に、リフォームのタイミングを見計らってください。

・クッションフロア:10年
・タイル(フロアタイル):10年
・コルク:50~70年
・フローリング:15~20年

また、キッチンに適した床材としては、次の3つの種類が挙げられます。

1つ目は「クッションフロア」です。
塩化ビニール製の柔らかい「クッションフロア」は、耐水性が高く、水に濡れても拭き取るだけでお掃除ができる、お手入れの簡単さが魅力の床材です。
また、クッション性が高いことも特徴の1つで、長時間の料理にも疲労感なく取り組めます。

2つ目は「フロアタイル」です。
本物のタイル床とは違い、塩化ビニールからできている「フロアタイル」は、冬場に足元が冷える心配がありません。
耐油性や耐久性が高く、傷がつきにくい素材なので、メンテナンスが不要なことも魅力の1つです。

3つ目は「フローリング」です。
洋風の住宅で良く使われている床材で、キッチン以外の部屋もフローリングでまとめることで、内装に統一感を持たせられます。
フローリングには「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があり、デザイン性を重視したい方には「無垢フローリング」、コスパ重視の方には「複合フローリング」がおすすめです。

□床材の選び方と費用相場について

キッチンにどの床材を使用するかでお悩みの際は、次の2つのポイントに注目してみてください。

*撥水性・耐油性

水や油があちこちに飛び散るキッチンでは、掃除のしやすさを考慮して、撥水性や耐油性が高い床材を選ぶことが大切です。
キッチンは家の中でも特に衛生面が気になる場所なので、簡単な拭き掃除で綺麗になるものや汚れに強い床材を選ぶようにしましょう。

*滑りにくさ

キッチンは住宅の中でも転倒が多い場所なので、滑りにくい床材が適しています。
一見分かりづらくても、想像以上に水や油が飛び散っているので、大きなけがを起こさないためにも極力滑るリスクの少ない素材を選びましょう。

また、床材を選ぶ際には、それぞれの素材の費用相場について気になるところだと思います。
先程お伝えした3つの床材の費用相場(6帖あたり)については、以下のようになっています。

・クッションフロア:総額44,800円
・フロアタイル:総額60,800円
・フローリング:総額171,800円

このように、費用相場は使用する床材の種類によってかなりバラつくので、予算と相談しながらどの床材を使用するか決めていきましょう。

□まとめ

キッチンは、家の中でも使用頻度の多い場所で、私たちの健康にも関わる場所です。
そのため、綺麗で使い勝手の良い状態を保持する必要があるので、キッチンの床に傷や劣化が目立ち始めたら、予算と相談しながら床材のリフォームを検討するようにしましょう。

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