断熱リフォームで使える補助金について紹介します!

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断熱リフォームは、その家で1年中快適に過ごしたい人におすすめです。
しかし、住宅の改修全般に言えますが、施工にかかる費用は決して安くないため、手軽にはできないのが現実です。

ただ、断熱に関する改修ではいくつか条件に応じて利用できる補助金制度があります。
今回は、断熱リフォームで利用できる補助金を紹介します。

□断熱リフォームの補助金の種類について

1つ目は、既存住宅の住宅リフォーム支援事業です。
この事業では、高い断熱性能を備えた建材を使って、省エネ効果が期待できる断熱改修を行った時に費用の一部が助成されます。
15パーセント以上の省エネ効果が見込まれる窓または全体の断熱改修を行った場合が対象となります。

2つ目は、次世代省エネ建材の実証支援事業です。
この事業では、住宅に省エネの促進や工期の短縮が期待できる断熱材や快適性が上がる蓄熱・調湿素材を使った場合に費用の一部が助成されます。
外張り断熱や内張り断熱の改修、窓断熱による改修が補助の対象となります。

3つ目は、長期優良住宅化リフォーム推進事業です。
これは、最良の住宅ストックの形成や、住宅において子育てしやすい環境を整備するために、既存住宅の長寿命化や省エネ化に役立つ性能向上改修を支援する事業です。
この事業の対象となるのは、断熱改修を含む、工事のための経費の他に、子育て世帯向け改修工事に要する費用や防犯性やレジリエンス性を上げるための工事費用などがあります。

□リフォーム箇所別で利用できる補助金について

ここからは、改修箇所別で利用できる補助金について紹介します。

*玄関ドア

玄関ドアの断熱では、長期優良住宅化リフォーム推進事業の他に、こどもみらい住宅支援事業や次世代省エネ建材支援事業の補助金を活用できます。

*窓

窓の断熱では、既存住宅の住宅リフォーム支援事業、次世代省エネ建材の実証支援事業の他に、各自治体独自の補助金を活用できます。

*外壁塗装

外壁塗装では、遮熱塗料を使った場合に補助金が出るケースがあります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業やこどもみらい住宅支援事業の他に、各自治体独自の補助金や助成金制度を利用できます。

□まとめ

今回は、断熱リフォームで利用できる補助金を紹介しました。
利用できる補助金には、「既存住宅の住宅リフォーム支援事業」「次世代省エネ建材の実証支援事業」「長期優良住宅化リフォーム推進事業」などがあります。
各自治体でも独自に補助金制度を設けているところもあるので、自分の住んでいる自治体の制度についても調べておくと良いでしょう。

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