デッドスペースとは?活用方法について紹介します!

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デッドスペースという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
このスペースが多い家は、もともとある空間を効率良く使えていないため非常にもったいないと言えます。
どういった原因でできるのか、その解消方法については知っておくと良いでしょう。
今回は、デッドスペースについてとその活用方法を紹介します。

□デッドスペースとは

デッドスペースとは、家の中でうまく活用されていないスペースのことを指します。
家の設計ではこのスペースが意図せず発生してしまったり、模様替えによってできてしまったりすることがあります。
このスペースを完全に解消するのは難しいですが、工夫次第で少なくできます。

無駄な空間ができやすい場所は主に2つです。
それは、部屋と収納の中です。
例えば、部屋では階段下、リビングの家具と家具の間の空間によく発生し、収納の中では和室の押し入れの奥、シンクの下の引き出しなどによく発生します。

ただし、注意しておきたいのが、これらのスペースと「ゆとり」は全く別のものであるということです。
ゆとりは生活の開放感を向上させるのに必要なので、部屋の中の空間全てを埋めるべきということではありません。

デッドスペースができる原因としては、家具が部屋の大きさとマッチしていないことが挙げられます。
サイズ感を気にすることなくインテリアとしての見栄えを重視していると、空間に無駄ができます。
特に、部屋の角には無駄な空間ができやすくなりがちです。
家具で空間が囲われている部分は空間ができやすいので注意しましょう。

□活用方法について

部屋の空間を無駄にすることなく、有効活用するためには、まずは間取り図を作ることから始めましょう。
どのような家具をどう置くのかによってそれ以外の空間が決まります。
つまり、家具の置き方によって空間にゆとりが生まれるのか、それとも無駄が生まれるのかどうかが決まるのです。

家具をどのように置いたら無駄な空間の発生を避けられるのかを逆算して配置を決めると良いでしょう。
また、手が届きにくい高い位置もデッドスペースになりやすいです。
このような空間は、できるだけ使用頻度の少ないものを置く場所にしましょう。
使用頻度が高いものは手の届きやすい位置に置くのが鉄則です。

□まとめ

今回は、デッドスペースについてや活用方法を紹介しました。
家にある空間を最大限に活用することで、生活空間の中にある無駄を省くとともにより機能的な暮らしを実現できます。
生活の中のゆとりを削ることなく、適切な空間づくりを心掛けましょう。

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