階段手すりの取り付け費用について紹介します!

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介護リフォームの中でも有名なものの1つに、階段の手すり取り付けが挙げられます。
この手すり取り付けの工事にはどのくらいの費用がかかるのかご存じでしょうか。
また、費用を抑えるための方法はあるのでしょうか。
今回は、階段手すりの取り付け費用について紹介します。

□手すりの取り付け費用について

階段手すりの取り付けにかかる費用の相場は、約50,000から100,000円となっています。
手すりにかかる費用はその階段がどのような形状をしているのかによって異なります。
ここからは、階段の形状別の相場費用について見ていきましょう。

*直階段

最も簡単に取り付けできる直階段は他と比べて安い費用での施工が可能です。

ただ、施工には大きなスペースが必要になること、もし転倒すると下まで落ちてしまうというデメリットがあります。
取り付け費用の相場は約40,000から70,000円です。

*かね折れ階段

かね折れ階段は、L字の形をしている階段です。
大きなスペースがなくても作れ、安全性にも優れています。

ただし、その分手すりの取り付け費用も高くなります。
取り付け費用の相場は約46,000から90,000円です。

*折り返し階段

折り返し階段は、かね折れ階段をさらにもう一度折った形の階段です。
かね折れ階段よりもスペースが必要になりますが、同じく安全性が高い構造となっています。

ただ、形がより複雑になることから取り付け作業が複雑になり、それに伴い費用も高くなります。
取り付け費用の相場は約75,000から150,000円です。

□補助金について

決して安くは済まない階段の取り付け費用ですが、ある一定の要件をクリアしていれば補助金を受給できます。
ここからは、その補助金の種類と条件について見ていきましょう。

1つ目は、介護保険制度です。
保険加入者のうち、介護サービスを利用できる人は、住宅改修制度の利用によって取り付け費用を助成してもらえます。

2つ目は、地方自治体の補助金です。
住んでいる自治体によっては、独自の介護リフォーム支援サービスを利用できる可能性があります。
介護リフォームを検討中の方は、一度自治体が実施しているサービスを利用できるかどうか調べると良いでしょう。

□まとめ

今回は、階段手すりの取り付け費用について紹介しました。
階段にはいくつか種類があり、どの形状なのかによって施工の費用が変わります。
また、費用を抑えるためにも、補助金の適用が可能かどうかについて事前に調べるようにしましょう。

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