窓の断熱性を高めたい方必見!断熱に効果的な方法を紹介します!

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住宅で生活する上で非常に大切なのが断熱性です。
特に、外気の影響にダイレクトに関係する窓の断熱については、しっかりと工夫しなければ快適な生活を実現できません。
今回は、窓の断熱に効果的な方法を紹介します。

□窓の断熱性が低いことのデメリットは?

窓の断熱性が低いことは、いくつかのデメリットに繋がります。

1つ目は、結露ができることです。
結露は放置するとカビの原因となり、建物の根幹部分の腐食にも繋がります。
さらに、カビが空気中に出るとぜんそくやアレルギーの原因にもなります。

2つ目は、暖房費が高くなることです。
断熱ができていないと、窓から室内の暖かい空気が逃げてしまいます。
そうすると部屋がなかなか暖まらず、必要以上に暖房費がかかるでしょう。

3つ目は、健康被害のリスクがあることです。
近年は、高齢者の自宅での死亡事故が増えています。
その死亡原因の1つには、ヒートショックがあります。
断熱性が低い家では、暖かい部屋と寒い部屋の温度差が激しいため、特に高齢者においては血管が傷付き、脳出血や脳梗塞が起こりやすいのです。

4つ目は、窓ガラスが割れる可能性があることです。
冷暖房を使う夏場と冬場は、室温と外気温の差が大きくなるため、窓ガラスに大きな負担がかかります。
寒暖差による負担は長年蓄積していき、いつ割れるのか分からない状態になるので危険です。

□断熱方法について

断熱方法として有効なのは、窓ガラスを断熱ガラスに替えることです。
断熱ガラスとは、2枚のガラスで空気の層を形成することで断熱効果を高めたガラスのことです。
この断熱ガラスを二重窓に組み込むことで、高い断熱効果を期待できます。
費用は高くなりますが、冷暖房の効率が低い家では特におすすめの方法です。

また、断熱カーテンを導入するのも効果的です。
このカーテンがあると窓との間に空気層ができるため、熱を逃がさずに済みます。
さらに、結露の防止にも繋がります。

また、百円ショップにある窓用の断熱シートを使うのも良いでしょう。
これを窓に貼り付ければ、外からの冷気をシャットアウトできます。
霧吹きで窓を濡らしてシートをくっつけるだけなので非常に手軽に断熱できます。

□まとめ

今回は、窓の断熱に効果的な方法を紹介しました。
窓の断熱性が低いと、結露によりカビが発生したり、暖房費が高くなったり、ヒートショックが起きやすくなったり、窓ガラスが割れる可能性が高まったりします。
これらのリスクを避けるためにも、窓にはできるだけ断熱性能を上げる工夫を施すと良いでしょう。

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